茶呑濤行

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プロフィール


書家 茶呑濤行ちゃのみとうあん

幼児期に、空手家であり看板職人でもあった叔父のアトリエで多くの時間を過ごす中、書や油絵等に触れ「文字・デザイン・伝統文化」に興味を持ち、4歳から書を始める。その後、村上三島の門下生となり、浜村翠涛に師事する。

榊莫山の作品に強い感銘を受け、中学3年生の時、自宅を訪ね弟子入りを請うが断られ、別の方法での書家への道を模索する。

皇學館高等学校に進学し、書道部で活動する。花園大学 国文学科 書道コースの書道実技入試においては、約270人の受験者中、主席入学をする。在学中は古典を深く学び、書体の変遷史と線の演出方法を研究する。卒業後は、さらに感性を広げるため、幾度もアジア・オセアニア地域へ長期の旅に出る。

2004年に「茶呑書道教室」を創設。古典・古筆の臨書を軸とした書法、書道史や書論・芸術論の講義をし、現代に於ける「書芸術の在り方」を国内外の門下生に説いている。また、文房四宝等を作る伝統工芸士の工房を訪ね、その制作過程や道具の大切さを伝える研修や、大学の書道実技入試の指導にも取り組んでいる。

企業や行政からの依頼による書道パフォーマンスや講演会、テレビ・ラジオ出演、 映画のタイトル文字の揮毫など多岐にわたる活動をしている。これらの経験を通して、自身に内在する感情を吐露した作品を個展などで発表している。

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